一番水から鳴子山、白口岳(九重連山)
平成31年3月13日(水)
鳴子山南東尾根を登ってきました。このルートは一般ルートではありませんが、急登の尾根歩きを楽しめます。
九重連山で有名なのは、久住山、中岳、大船山ですが、鳴子山や白口岳は一般的な登山口である牧ノ戸峠からは、遠い位置にあるため登山者は多くありません。特に南東尾根は、ほとんど人に会うことはありませんね。静かな登山ができます。
一番水の正面に鳴子山を望むことができます。左は稲星山です。整備された道をくたみ分かれまで進みます。
くたみ分かれ周辺は水害で流されて、以前とは雰囲気が変わっていました。コンクリートの道ができていました。ここまで37分。
以前は南東尾根の取り付きに小さな標識があってのですがなくなっていました。以前のGPSトラックで確認して、尾根にとりつきました。写真のところを左です。適当にルートを選んで尾根に出ました。
尾根に上り上がったところです。尾根は細いのでルートを外すことはありません(テープが要所にあります)。ここをまっすぐ登りますが、急登です。
雪が現れ始めました。
尾根の途中で大船山が見えてきました。テンションが上がります。
登るにつれて雪は深くなってきました。滑らないよう慎重に進みます。新雪なので、アイゼンは必要なしです。足跡わかりますか。
1時間7分で登りあがりました、稜線です。奥が鳴子山です。雪の稜線を歩くのは初めてです。見た感じより縦走路には雪があります。
大船山もきれいに見えます。気分よく、でも慎重に進みます。
鳴子山直下です。この雪を踏みしめて頂上へ向かいます。
スタートから2時間25分で鳴子山到着です。独り占めです。
鳴子山からの展望です。
白口岳左に中岳です。
稲星山、平べったいのが特徴です。
歩いてきた稜線です。
少し下ったところからの、大船山、白口岳です。きれいですね、登ってきてよかったと思う瞬間です。
分岐に到着しました。正面に中岳、天狗ヶ城です。
なだらかに登って白口岳に向かいます。
鳴子山から45分で白口岳到着です。わりと早いペースです。
白口岳からの、久住山、中岳です。
鉾立峠に下ります。傾斜が急なので慎重に降りていきます。雪がないときはよく滑るのですが、今日は雪のおかげでスムーズに降りることができました。
下山途中ですが、展望がすばらしかったです。
中央の茶色いところは坊がつるです。
鉾立峠が近くなりましたが、ルート上はずっと雪でした。
50分下って鉾立峠に到着です。白口岳を振り返ります。こちらからの姿は迫力があります。
さあ下山です。佐度窪に下りてきました。
まだ満開とはいきませんが、マンサクも見ることができました。
鉾立峠から、1時間25分で一番水の駐車場に到着しました。
GPSトラック
駐車場
レゾネイトクラブくじゅうの第3駐車場ですが、登山者のために用意されています。無料です。ということで、レゾネイトクラブくじゅうの温泉(600円)に入り帰りました。
コースタイム
登山口から鳴子山取り付き 37分
鳴子山取付きから鳴子山 1時間48分
鳴子山から白口岳 45分
白口岳から鉾立峠 50分
鉾立峠から登山口 1時間25分
今日は春の九重を軽快に歩こうという気持ちでしたが、思わぬ雪でびっくりしました。情報収集不足ですね。登山靴はモンベルのクラッグステッパーを履いていました。ローカットの靴なので不安はありましたが、ゴアテックスなのでソックスが濡れることはありませんでした。結果としてアイゼンも必要なかったのですが、持っていくべきでしたね(反省)。
いままでは、シリオのハイカットの登山靴を履いていたのですが、八方ヶ岳に頻繁に登るようになって、はたしてこの重たい靴が必要なのかと思い、モンベルのクラッグステッパーを買ってみました。非常に快適でした。両ひざとも変形性膝関節症なので、できるだけひざの負担を少なくするために軽量登山靴は有効だと感じています。坊がつるのテント泊でも使用しましたが、特に問題ありませんでした。今年のアルプスのテント泊でも使用しようかなと考えているところです。