牧ノ戸峠から九重1泊2日 法華院で温泉とビール(2日目) 2019.4.5(金)~6(土)
二日目の朝となりました
寝るまでは寒くなかったので、フリースを着てシュラフに潜り込みました、シュラフはモンベルの3シーズン用(#3)です。ところが朝方寒さで目が覚めてしまいました。ダウンジャケットも着込むべきでしたね。
手前が私のテントです。バックは三俣山。アライテントのエアライズ2を所有しているのですが、昨年9月軽量化のため追加購入です。
購入したのは、ヘリテイジの「HI-REVO」です、テント一式で960gという超軽量タイプ。ダブルウオールなので結露にも強いです。ただ生地は薄いので耐久性は今一つですね。昨年の小梨平(上高地)でポールを差し込んでいたら少し破ってしまいました。テントを入れる袋はすでに裂けてありません、今はスタッフバックに入れています。それでも「あら還世代」に軽さは正義です。消耗した膝には優しいのです。
白口岳に向けて出発
朝食のインスタントラーメンを食べて7時20分出発です。ゆっくりと鉾立峠への道を進みます。23分で到着。鉾立峠からの三俣山。天気いいですね。
いよいよ白口岳へ登ります。下ったことはあるのですが、上りは初めて。いきなりですが、本日一番の頑張りどころです。白口岳は九重の中では地味ですが、こちら側からは存在感がありますね。
最初は緩やかですが、徐々に急登になります。そして出てきました、黒土地帯です。下りでは、ロープをつかまないと滑ってバランスが取れません。上りでも苦労するかと思っていましたが、あっさり登れました。
高度が高くなると展望がよくなります。振り返って、坊がつるです。
鉾立峠、立中山と大船山もきれいに見えます。いい気分です。
最後の登りです、難しくはありませんが慎重に足場を確認しながら登ります。
8時36分白口岳到着です。鉾立峠から53分。「山と高原地図」のコースタイムは1時間10分なので、まずまずですね。滑らなかったので楽しく登ることができました。
天気がよく展望が素晴らしかったです。傾山と祖母山もきれいに見えました。こんな日に祖母山に登ってみたい!!
久住山と中岳
稲星山
稲星山の登り途中での阿蘇山。今日は素晴らしい。
白口岳から28分で稲星山到着です。
久住山に向かいます。少し下ったところから、天狗ヶ城、中岳。
今日も由布岳がきれいに見えますね。
稲星山を下りきったところです。南登山口への分岐となります。まだ一度しか歩いたことがありません。
分岐から急登を頑張ると久住山です。稲星山から30分でした。
展望を楽しんで下山します。
星生山
三俣山
天狗ヶ城、中岳
牧ノ戸峠へはダラダラと下っていくのですが、楽な歩きに慣れたところで、正面に見える沓掛山の登りが待っています。この最後の登りが嫌いな人多いですね。
マンサクが咲いていました。
11時15分牧ノ戸峠に到着です。帰りに内牧で温泉に入りました。内牧に来るのは熊本地震以来初めてです。薬師温泉大丈夫でした。入浴料は200円。石鹸、シャンプーはありませんので持参して下さい。源泉かけ流しのいいお湯です。
今回の行程
GPSトラック
2日目のコースタイム
法華院から鉾立峠 23分
鉾立峠から白口岳 53分
白口岳から稲星山 28分
稲星山から久住山 30分
久住山から牧ノ戸峠 1時間30分
九重1泊2日の感想
テント泊縦走のトレーニングでしたが、バテることもなく楽しく歩くことができました。昨年11月や12月に法華院でテント泊したときは、二日目に疲れが残っていたのですが、今回は元気でした。ポイントは白口岳の登りでしたが、余裕で登ることができました。日頃の八方ヶ岳トレーニングの成果が出ているようです。
軽量化のおかげで、ザックの重さは感じませんでした。ただ左ひざが下山時に少し痛むのが気になります。腰も下山後こわっている感じです。筋トレが必要かな。
今回、星生山、天狗ヶ城、中岳、白口岳、稲星山、久住山の6座に登りました、あと三俣山、北大船山、大船山を登ると九重の1700mを超えるすべての山に登ることができます。「くじゅう17サミッツ」というそうです。日帰りはやめときますが、1泊2日でいつかチャレンジしたいと思いました。