祖母山 尾平コース(黒金山尾根から宮原)2019.4.18(木)
今日は祖母山の尾平コースを歩いてきました。
九州屈指のハードコースと呼ばれているそうですが(ガイドブックに書いてあった)、黒金山尾根から登り、宮原コースを下山する周回ルートとしました。
このコースはきつそうなので、1泊2日でのんびり行く予定(2週間前にテン場は確認済)でしたが、先週の「アワセ谷経由の祖母山」で体力に自信が持てたので、日帰りとしました。
黒金山尾根の上り
今日も行程が長いでの、自宅を4時に出発しました。登山口の尾平には6時45分到着。駐車場の料金500円をポストに入れ、入山届を提出し、7時ちょうど出発です。
まっすぐ進みます。
しばらく進むと左手に休憩舎があり、トイレや手洗い場があります。そして正面には障子岳から祖母山の稜線が現れました。先週歩いたところです。この景色に圧倒されましたね。九州にもこんなところがあるのだと。九重もいいけど祖母山もいいです。さすが百名山。駐車場に止めてある車も、九州外のナンバーばかりでした。
標高の表示です。100m毎に設置されています。祖母山の標高が1756mなので、今日は1000m以上登らなくてはいけないのです。先は長いです。
黒金山尾根と宮原の分岐です。もちろんまっすぐ進みます。
つり橋を二つ渡ります。
渡渉もあります。テープを確認しながら進みます。
尾根に取り付いたら急登が始まります。登りはじめは、ストックはザックに入れた方がいいですね。よじ登って進みます。
最初の急登が終わるとこんな尾根道となります。いい雰囲気ですね。
景色が開けたところもあります。
2時間ひたすらに登ってきたので小休憩です。疲れた体にあんドーナツは最高です。
スズタケの中の登りです。
小休憩したところから10分で水場につきました。ここで休めばよかった。写真だけとって進みます。
水場から縦走路との合流点(「天狗のわかれ」というみたいです)まではすぐなのですが、ずっと急登できつかったですね。
水場から20分で天狗のわかれ到着です。登山口から2時間38分でした。
参考までに赤川温泉から久住山までが2時間、鳴子山南東尾根取り付きから鳴子山が1時間50分です(もちろんコースタイムは個人で違うので相対的にみてくださいね)。
祖母山へ縦走
だいぶへばってきたので、水分、エネルギー及びアミノ酸補給です。疲れた時の「ガッツギア」です。なお出発前にはバナナを食べてカリウムを摂取。足がつらないためのおまじないです。効果があるかどうかはわかりませんが(^^;
ここから祖母山までは先週も歩いているので、気持ち的に余裕です。
祖母山が見えてきました。青空に生えますね。
振り返って天狗岩です。
祖母山が近づいてきました。
ハシゴやロープを使って慎重に、最後の登りです。
10時42分、登山口から3時間42分で祖母山到着です。3週連続の祖母山。割と早く着いたので、下山に余裕ができました。
右から黒岳、親父山、障子岳
左から古祖母山、障子岳、天狗岩と縦走路。古祖母山も登ってみたいですね。
ミツバツツジに会えた下山
頂上でおにぎりを食べて11時に下山開始です。
途中振り返って祖母山
古祖母山、天狗岩が見えますね。
細い尾根になりました(馬の背)集中して進みます。
馬の背から振り返って祖母山
何気なく右下を見ると咲いていました。ミツバツツジです。
祖母山から56分で分岐につきました。ここは広場になっています。標高は1400m。
さあ下ります。標高をどんどん下げていきます。
水の流れる音が聞こえてきました。
ここは渡渉します。小休止して顔を洗いました。冷たくて気持ちよかったです。
つり橋に戻ってきました。
13時49分駐車場到着です。今日の行動時間は6時間50分でした。
GPSトラック
コースタイム
尾平から天狗のわかれ 2時間38分
天狗のわかれから祖母山 1時間4分
祖母山から宮原分岐 56分
宮原分岐から尾平 1時間53分
今日の感想
黒金山尾根の登りは良かったですね。最初は渓谷沿いの道を進み、尾根に取り付くと急登が待っています。高度が高くなるとスズタケの中の登りとなります。変化があるので、きついけど楽しい登りでした。水場では休憩すべきでしたね。
体力的に問題はなかったのですが、睡眠不足のため体調が今一つでした。日帰りなので4時出発は仕方ないのですが、車で前泊するという選択肢もありますね。
次は傾山に登りたいと思います。そして祖母山から傾山までの縦走をしたいですね。5月中にできたらと思っています。暑くなると大変です。