【祖母・傾】九折登山口から傾山(三百名) その2 2019.5.25(土)
傾山の続きです。
4時過ぎに起きて、ジェットボイルでお湯を沸かします。カップラーメンを食べて5時10分に出発。
歩き始めるとすぐに分岐です。今日は、登りは三ツ尾、九折越から下山する周回コースなので直進します。
標識が見えてきました。
ここまでは作業道の歩きでしたが、ここから登山道となります。
赤テープを確認しながら進みます。
ドウカイ谷を渡渉します。
この先から観音滝になります。
急登が続いていますが、渡渉してからも急登でした。5時55分林道に出ました。
しばらく休憩して、5時59分出発します。急登です(^^;
急登を上り詰めて稜線に出ました。
稜線といっても展望はありません、登りも急なので、快適ではありませんね。
7時8分三ツ尾到着、大白谷コースと合流しました。出発から2時間です。早く出発したので気分的に余裕があります。
7時15分出発します。ここから傾山までが、本日の楽しい歩きとなります。
いい雰囲気でしょう!
20分歩くと水場コースとの分岐に到着です。直進すると水場コース、右ななめ方向が坊主尾根コースです。
標識には、坊主尾根コース(標識には三ツ坊主コースと書いてありますね)は危険なので水場コースへ進むように案内してあります。今日は坊主尾根コースへ進みます。
赤テープを探しながら進みます。
登山道を見れば直進のようですが、ここは左折です。下ばかりみていると、道を見失いそうです。慎重にテープを探しながら進みます。
道がない!! よく見るとロープがありました。
ロープを補助に下りたところ!
たまに展望があります。
2番目の難所。真上から撮っているので高度感が分かりませんね、クサリを下って、ハシゴに足をかけて、写真の右に下ります。ハシゴは足かけです!
実際は、後ろ向きで下りるので、ハシゴに足がかかったら、左に進むですね。
下ってから、振り返ります、ハシゴが写っています。慎重に下れば問題はありません。ただ、どのように下りたらいいか分かりにくいので、初めての人は戸惑うかもしれません。
とにかく道を見失わないように赤テープを確認しながら進みます。登山道が切れ落ちてるとかそのような危険な箇所はありません。
最後の難所です。とはいっても、鎖を補助に確実に3点支持で登れば問題はありません。足の置く場所はあります。腕だけで登らないことです。石鎚山の鎖と比べれば簡単でした!
登りきると展望が開けました。祖母山への縦走路です。
9時15分水場コースと合流しました、最後の鎖からすぐです。
合流地点からピークを一つ越えて、最後の登り!
9時43分傾山到着です。出発から4時間30分でした。
縦走してきた坊主尾根です!
中央に登山口あたりが見えます。約1220m登ってきました。傾山は体力勝負ですね。
祖母山への縦走路です。
頂上で20分ほどくつろいで10:04分下山開始です。九折越を目指します。
最初は急な下りですが、下ってしまうとこんな感じです。
振り返ると傾山が見えました。左が本傾、右が後傾です。こうしてみると岩峰なのがよくわかります。
10時58分九折越に到着しました。この奥に九折越小屋があります。この広場はテン場として利用できます。
11時10分九折に向けて下山開始!
30分ほど下ると林道出合です。林道に出たら左!
標識があるので、右折して林道と別れます。
森の中をどんどん下っていきます。
ロープのある岩場です。ここは慎重に!!
沢まで下りてきました。九折越から1時間ちょうどです。ここで顔を洗ったりして休憩です。12時20分出発。渡渉します。
渡渉して赤テープをよく見ながら進むとまた渡渉なのですが、分かりにくいです。とにかく赤テープを見失わないように進みます。写真のようなところもあるのですが、道幅が狭く慎重に歩きます。難しいとは思いませんが、気が抜けない感じです。1時間が長く感じました。
13時27分登山口に到着しました。出発してから8時間17分の行動でした。ほぼコースタイム通りでした。昨日夕食の準備をしながらウイスキーを飲んでいる時、下山してきた方と話をしたのですが、今日歩いたコースの逆回りで10時間ほどかかったとおっしゃていました。相当お疲れの様子でした。
GPSトラック
コースタイム
登山口~林道出合 45分
林道出合~三ツ尾 1時間
三ツ尾~水場コース分岐 20分
分岐~水場コース合流 2時間
合流~傾山 28分
傾山~九折越 54分
九折越~林道出合 30分
林道出合~沢渡渉 30分
沢渡渉~登山口 1時間7分
今回の感想
祖母山の時は、コースタイムを短縮できたので、今回も7時間で行けるかなと思っていましたが、大間違いでした(^^;
そもそも、「山と高原地図」や分県登山ガイド「大分県の山」のコースタイムの設定がシビアな気がします。祖母山の場合はゆるいかな。ガイドブックはあくまで参考ですね。
傾山は、道に迷いやすいと思いました。赤テープは必ずあるので、見失わないように、慎重に進む必要があります。もちろんGPSで現在位置を確認するのも大事です。
メインはiPhoneアプリの「ジオグラフィカ」ですが、坊主尾根はYAMAPの地図も参考にしました。そうすることで道迷いしたときでも安心です。
今回良かったのは、前泊したので、早朝に出発できたことです。8時間行動でしたが、1時過ぎには下山することができ、精神的な余裕がありました。
もちろん、夕食を作ることもできました!(^^)!