由布岳、下山後の温泉は「別府」 2019.4.25(木)
1泊2日で黒岳~古祖母山を予定していたのですが、急遽大分市内で飲もうということになり、由布岳に変更しました。
由布岳は九重山に登ると天気がいい時にはかっこよく見える山です。ただ日帰りで登るとなると、熊本からだと登山口までアクセスに時間がかかるので、ためらっていた山です。学生の時一度だけ登ったことはあるのですが、40年も前のことなのでほとんど記憶がありません。たぶん正面登山口から東峰に登ったと思いますが定かではありません。
今回はオーソドックスに正面登山口から、まず西峰に登り、お鉢廻りをして東峰というコースを選択しました。
今回の目標
熊本から由布岳登山口へのアクセス
効率的な時間の活用及び経費削減のため車利用を原則としています。今回のルートは、大津からミルクロード、阿蘇スカイライン、やまなみハイウエイと進みます、九重山の登山口である牧ノ戸峠、長者原を通り、水分峠から国道210号線に合流し湯布院登山口到着となります。長者原まで2時間、長者原から1時間で登山口です。景色がよく気持ちいいですが、3時間は疲れますね。5時10分に出発して8時10分到着でした。
正面登山口は無料の駐車場があり、トイレもあります。
由布岳登山レポート
天気が今一つで、頂上付近はガスっています。しばらく車のなかで待機して天候の回復を待っていました。
30分ほど待機しましたが、回復の兆しはなかったので、8時40分に出発しました。
しばらく歩いていると、頂上が見えてきました。かっこいいですね。やる気が出てきました。
なだらかな道を進んでいると分岐が表れました。ベンチやトイレもあります。ここまでは散策コースですね。右に進むと日向岳分岐から東峰に登ることができます。今日は左に進みます。
気持ちのいい森の散策です。
高度を上げると視界が開けてきますが、今日はガスってなにも見えません。テンション下がり気味です。登山道はここまではとても歩きやすいです。GPSトラックをみてもらうとよくわかりますが、ジグザグに進んで高度を上げていきます。
ジグザクが終わると急登になります。足元も岩がゴロゴロして歩きにくくなります。優しい山から、急に険しい山に急変した感じです。ここは要注意です。体力を一気に消耗してしまいます。もうすぐ東峰と西峰の分岐なのですがなかなか着きません。天候も悪くなり風も強くなりました。
10時12分マタエに到着です。登山口から1時間32分かかりました。長く感じましたね。ここで小休止です。風が強かったのでソフトシェルを着て西峰に向けて出発です。
ソフトシェル
私が使用しているソフトシェルは、ファイントラックの「フロウラップフーディー」です。ストレッチ性があり着心地がいいです。防風性と透湿性があり風が強い時に着用していると安心感があります。冬の久住山でもアウターとして使用しています。ハードシェルもザックに入れているのですが、今年の冬は使用する機会がありませんでした。このソフトシェルは一年中使えるので、私のお気に入りです。
マタエを出発してすぐにクサリが登場しますが、左側を登ればクサリをつかむこともありませんでした。
二か所目のクサリです。慎重に登れば問題なしですね。
最後のクサリです。ここは少し高度感がありました。三点確保でしっかり登ります。クサリの終点から左方向に進みます。頂上はもうすぐです。
マタエから18分で西峰到着ですが、ガスで何も見えません。
頂上に少しだけ咲いていました。
標識に従い、お鉢廻りに出発です。
お鉢廻りでは高度感のあるところもあるようですが、ガスで何も感じませんでした。ひたすら歩いたという感じですね。写真がありません(^^;
西峰から50分(休憩込み)で東峰到着です。一瞬青空が見えましたが、展望は開けませんした。
10分ほどいて11時44分下山です。10分でマタエに戻ってきました。展望はよくないので、さっさっさと下ります。最初は岩ゴロゴロで急坂なのでゆっくりです。
視界が開けて、湯布院の街がようやく見ました。
手前は飯盛ケ城。天気はすっきりしませんね。
下山後半は、気持ちのいい森の中を歩いて(小走りかな)いきます。
13時ちょうどに登山口に到着しました。トータル4時間20分でした。
登山口ではスーパーボランティアの尾畑さんが若者と話をされていました。テレビでみるのと同じ格好でしたよ。
下山後の温泉
時間に余裕ができたので、別府で温泉に入ることにしました。県道11号線(別府一の宮線)で別府に向かいます。途中、城島高原パークや鶴見岳ロープウエイ乗り場がありました。別府市街に入りローソンで下山後のコーラ(最近クセになってます)を購入し、ナビで入浴できる温泉を検索しました。「田の湯温泉」名前がいいですね。グーグルで検索すると、100円だったので決定です。温泉はできるだけ300円以内がいいなと思っています。ちなみに毎週登っている八方ヶ岳の下山後の温泉は菊鹿温泉「延命館」で10枚つづりの回数券を買うと1回あたり200円です。
ナビに案内され無事到着したのですが、想定どおり駐車場がありません。運よく近くにコインパーキングあったのでそこに車を止めていざ温泉へ。
広い浴槽がありました、地元の方が4名ほど入浴中でした。石鹸やシャンプーはもちろんありません。いつも持参するようにしています。地元の方は浴槽の周りに座り、体を洗ったら直接浴槽のお湯で流していました。私もそれにならいました。気持ちのいい温泉で疲れが取れました。コインパーキング100円だったので200円で入ることができました。
温泉の紹介( 別府市のホームページ)
夜は大分市内で学生時代の山仲間3人で楽しい飲み会でした。
GPSトラック
コースタイム
正面登山口~マタエ 1時間32分
マタエ~西峰 18分
西峰~東峰(お鉢廻り) 45分
東峰~マエタ 10分
マエタ~正面登山口 1時間7分
今回の感想
熊本から登山口まで3時間かかりました、日帰できることは分かりましたが、車の運転で疲れそうです。九重山に登り、「道の駅ゆふいん」で車中泊して由布岳というのが効率よさそうです。
残念ながら天候が悪く、由布岳からの景色を堪能することができませんでした。近いうちにリベンジですね。西峰の登りはクサリが3か所ありましたが、3点確保で慎重に登れば問題なしでした。お鉢廻りのだいご味はガスによりまったく分かりませんでした(^^;
別府温泉よかったです。100円で入れるのが最高です。別府駅周辺にはこのような温泉がいくつかあります。「ゆめタウン別府」の駐車場に車を停めて歩いていくのがよさそうです。
大分市内での飲み会は楽しかったです、3人とも還暦過ぎの「じじい」ですが、学生の時のように、気兼ねなく大いに飲みました。これからも健康で山に登ったり酒を飲んだりしたいものです。